横浜国立大学|YNU

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LBEEPの概要

社会を学ぶ、社会で学ぶ
〜横国×法律、始まります〜
(LBEEP、始動!)

2021年4月、経済学部にLBEEP(Lawcal Business Economics Education Program)を新設します。
LBEEPでは、法学・政治学をベースに経済学・経営学を学び、かつデータサイエンスの基礎も身に着け、エビデンスに基づく課題解決を担う人を育成します。
国内外の企業・団体や行政機関において、社会や組織の仕組みの改善や、企業競争力強化に向けた提案をするなど、次世代創造社会(Society5.0)の先導役になりたい人、集まれ!
※ LBEEP(エルビープ)のLawcalは、地域(local)と法(law)を組み合わせた造語です。

LBEEPの特色

法学・政治学を基礎とした複合的な学習プログラム

本プログラムの3つの特色

サンドイッチ教育

机上の知識の習得のみでは、そもそもなぜ特定の学問の知識を学ばなければならないのかが腑に落ちないまま、受け身的に授業に参加する形となりかねません。現実課題に対応できる人となるために座学の前に、まず実社会の課題を発見するところから入ります。その後、大学で専門的な知識を学び、再び現実社会の問題に向き合う形をとることで、社会で即戦力となる知識を習得します。

法学×経済・経営

法学・政治学の正確な知識を身につけるだけでなく、経済学や経営学など社会科学の知見から俯瞰的視点により思考する能力、エビデンスに基づく課題解決案を立案・論議するデータ分析能力、共同体・組織の中で問題解決のための制度変更等を実現するコミュニケーション能力を身につける教育を行います。

学内外機関との連携による実践型教育

県内外の企業・NPO、神奈川県弁護士会などとも連携し、セミナー、企業訪問、裁判傍聴などのほか、ある課題に対して学生たちが解決案を考え、それを学外の方が審査するようなコンペなども開催し、より実践的な教育を行います。

科目一例

4年間の学びのプロセス

1年次

LBEEPでは、1年次では、導入演習Ⅰ・Ⅱや課題分析の手法などの科目を通じて、法務や法政策の分野において課題となっている様々な社会問題を素材としながら、教員・実務家や他の受講生らとの議論などを通じて、どのような問題解決が可能かを探究していきます。そしてその成果を演習の場でプレゼンテーションすることにより、その課題への理解をさらに深めていきます。 
一例を挙げれば、外国籍の住民をめぐる様々な問題にはどのようなものがあるかを考え、そして例えば生活支援や人権の保障、差別の撤廃などに対して、国や自治体がそのような政策を採りうるのかをインタビューや教員・実務家との議論を通じて考えていきます。 

2,3年次

2年次・3年次では、これらの課題を解決するための道具となりうる、法律・政治の様々な基礎的な理論を憲法・民法・行政法といった科目において学び、法律・政治の理論的な基礎を習得していきます。さらに経済原論や経営組織論といった科目において経済・経営に関する基礎理論を学ぶことにより、経済・経営に関する知見も深めていくことができます。

4年次

4年次ではゼミナールや実践演習といった科目において再び実務的な課題に取り組み、インタ―ンシップなどを通じて、経営戦略を考えたり、多文化共生のための法政策を考えるなど、2・3年次で習得した知識を土台としつつ、1年次で養った問題解決思考を磨いていきます。


※5年一貫教育によって修士の学位を取得することを目指す学生は、学部4年次に大学院共通科目を最大22単位まで受講できます。
※学部3年次までに学部卒業単位の大半を修得した優秀な学生のみが、5年間で修士の学位を取得することができます。

教員からのメッセージ

西川佳代

専門分野: 民事手続法

LBEEPでの学びは、既存の「法学・政治学」を学ぶというものではありません。個々の学生が、実際に社会に存在している「課題」を見出し、現場の実践的経験、最先端の社会科学的知見、社会の将来的展望など様々な観点から分析・思考し、解決する方法を発見することをめざすものです。この力は今後のみなさんの人生を切り開く、一生モノのスキルとなるでしょう。私たち教員は、それを手助けするプログラムを用意して皆さんを待っています。

小林誉明

専門分野 : 開発協力論

世界は課題に溢れている。しかも、解くのが難しい難題ばかりだ。
次世代を担うみんなは、課題に向き合う使命を負っている。
直面する課題が巨大すぎる?
そんなときは、問題を「分解」すればいい。
どんな難問も、問題の本質を的確に捉え、その原因を特定し、有効な選択肢を構想するための方法を身に付ければ、解決できないことはない。研究者として実務家として、僕はそう信じている。
今、この瞬間も発生し続けているリアルな現実課題への「謎解き」に参画するソリューション・プロバイダーの一一員になりたい学生を求めている。

予想される進路

LBEEPでは、法学・政治学を中心としつつ、経済学・経営学もあわせて学ぶことができるという多彩なカリキュラムを通じて、課題を総合的な視点から分析・整理し、解決する能力を身につけていくことができ、 さらに演習等を通じて文章作成能力・プレゼン能力・英語を含むコミュニケーション能力を磨くことができます。将来は、LBEEPで培った能力を生かして、法律・経済・経営の総合的素養に基づき問題を解決するジェネラリスト や、行政機関、企業、NPO法人、国際機関において新たな価値創造に貢献 する人材となることが期待されます。また、LBEEPで培った実践的な能力を生かして、法科大学院への進学や司法試験の受験を経て、法曹界で活躍することも期待されます。


入試について

本プログラムが求める学生像

リアルな現場の課題に立ち向かう資質を備えようという強い意欲を持つ学生
少人数教育のなかで能動的に学習したい学生
将来、社会において、法学・政治学を土台として、経済学、経営学、データサイエンスといった
幅広い知見を積極的に活用して活躍することを志す学生を求めます。

募集人員

  LBEEP合計   前期日程   後期日程
経済学部
経済学科
10 10 募集なし

選抜方法

一般選抜において、本プログラムを志望する受験生の中から選抜を行います。
なお、選抜の結果、一般プログラムの合格者となることがあります。